5冊目『20代は勉強に狂いなさい!(中島孝志)』〜20代最後のスーパージャンプへ向けて〜
5冊目は、『20代は勉強に狂いなさい!(中島孝志)』です。
Kindleで200円で買えたので勢いで買ってみました。単にKindleで読むための本が欲しかった。
こういった自己啓発の本は今まで敬遠していたのですが、何かモチベーションが上がればと思い読んでみました。
では、レビューへ参りましょう!
この本で学んだこと
①積極的に他流試合をするべき!
②我流ではなく、師匠を持ち理論を学ぶのが近道。
③家庭やローンなどを考えなくてもいい若いうちが時間やお金を使えるチャンス。
①他流試合をする。
仕事をしているとその仕事ののことを考えたり、同じ仕事をする同僚と過ごす時間が多くなる。
それが長いこと続くと周りの異なる業種や事業を知らず、見える世界が凝り固まってしまう。
だから、積極的に異業種交流会へ参加しろと筆者は勧めます。
異業種の人と話すことで新たな学びを得たり、自分の中の常識を覆すような発見があります。
そうして「他流試合」をどんどんすることで、柔軟な考え方を身に付ける重要性を説明しています。
確かに異なる会社で働く友人と飲みに行く度に、自分の仕事との違いに気付き、ここはもっとこうした方がいいなとか、これができる自分の会社の環境は恵まれているな、といった学びがあります。
そうした学びを積極的に得ようという目的を初めから持った異業種交流会には、一度行ってみようかと思いました。
以前の2冊目『情報は1冊のノートにまとめなさい 100円でつくる万能「情報整理ノート」(奥野宣之)』~第2の脳を手に入れろ!~ - 読書初心者が1年で100冊読破!~100冊読んだら人生変わるのか~でも、積極的に普段とは異なる経験をして刺激を受ける大切さを学びました。
普段と異なるものに触れる=他流試合を、自分の生活に取り入れようと思いました。
②我流ではなく、理論を学ぶ。
これはこの本で一番ハッとした点です。
何か物事を始めるときは、自分で考えて闇雲にやるのではなく、その道のプロを見つけて師匠とし理論を学ぶのが上達の近道です。
僕はどちらかというと、我流で物事を進めていくタイプです。
自分で物事を考えたり、課題に対しての解決策をあれこれ思案し調べる過程が好きなのです。
こうすることで、自分の考えが固まり納得して物事を進めることができます。
しかし、そこにムダが多いのは事実です。
その道のプロの技を見習い、理論を学び、自分に取り入れる。
これができれば、圧倒的に時間や労力を削った上で良いスタートが切れるのです。
もちろん全てが人の真似事で自分の工夫がないのはいけませんが、自分の行動を振り返り、人から学ぶということがあまりにも少ないことに気付けたことは有益でした。
そして物事によっては、師匠を見つけ自分に取り入れることが効率よく物事を進めることができるいい選択になる場合もあると感じます。
状況によってこれらを切り替えて使いこなせるよう意識したいと思いました!
③若いうちに時間やお金を使う!
今後歳を重ねるにつれ、家庭を持ったりローンの返済、親の介護など自由度はどんどん無くなっていくでしょう。
それならば、20代の比較的自由があるうちに、多くの経験や自己投資を積極的にやるべきだと筆者は述べます。
多少お金がかかっても、自分がやりたいこと、やるべきことをしっかりとやっておく。
それが可能なのが今なのです。
20代のうちはのんべんだらりと老人型の時間の使い方だけはしないで欲しい。
この一文を読んで、昨年の僕の一年が筆者の言う老人型の生活を送ってしまっていたなと反省をしました。
以前友人に、将来の夢を聞かれ答えられなかったことがあります。
その友人は今を楽しむことを重視して、様々なことに挑戦する人です。
彼の口癖は、「人生はあっという間だぞ」でした。
この本を読んで今では彼の言葉の意味がひしひしと伝わってくる思いでした。
あまり期待もせずに買った本でしたが、残りの人生をもっと自由に、そして大切に過ごしていく必要性を感じることができました。
なんとか時間を作り様々なことに挑戦していこうと誓うのでした。
★5冊目(1月5冊目)
★読了日:2018年1月19日
★こんな人にオススメ「残りの20代をなんとか間に合わせたい人」