読書初心者が1年で100冊読破!~100冊読んだら人生変わるのか~

なんとなく過ぎてしまった人生を変えるために、読書初心者が1年で100冊を読む終わりなき旅。いったい、100冊読んだら人生変わるのか?

12冊目『図解 モチベーション大百科(池田貴将)』~モチベーションを使いこなす~

12冊目は、『図解 モチベーション大百科(池田貴将)』です。

 

図解 モチベーション大百科

図解 モチベーション大百科

 

 

 前回更新から1ヶ月以上経ってしまいました。この1ヶ月は、異動があり職場と仕事ががらっと変わったのですが、思った以上に精神的な余裕がなかったんだなあと反省しています。

 

前から環境が変わった時に今のモチベーションを保てるのか・・という不安はありまして、(過去にも同じような経験があったので。)危惧していたことが現実のものとなってしまいました。

 

この辺はまたじっくりと考えて別の記事に上げたいと思います。

 

 

さて、こんな異動のさなか読んでいた本が、奇しくもモチベーションに関わる本です。読んでおきながら、1か月間更新をさぼったことになります・・。

 

説得力はありませんが、非常に実用的な本となっています!

 

では、レビューへ参ります!

 

この本を読んで学んだこと

①目標は小さく、ごほうびは遠くする!

②忙しい時、ストレスがかかっている時はやっぱりダメ。

③自分のことを他人事のようにアドバイスする。

 

この本では、心理学やモチベーションに関わる様々な実験とその結果を示し、そこから導き出せるモチベーションを上げる具体的な手法を紹介しています。

 

こうしたテクニックがたくさん紹介されているので、全てをいきなり実行するのは難しいのですが、まずはこの3つを生活に取り入れようと思います。

 

①目標は小さく、ごほうびは遠く。

 出口にエサを置かれた迷路にネズミを入れると、ネズミは出口に近づくにつれて足が速くなった。

 

つまり、ゴールに近づけば近づくほどモチベーションが上がったと言えます。他の実験も絡めたところ、私たちは、終わりが見えそうな物事についてはなかなかやめられない習性を持っていることがわかりました。

 

ゴールまでこんなに遠い・・と考えるのではなく、もうこんなに進んでいると考えたときの方がモチベーションが上がるのです。

 

ここから、ゴール(目標)はなるべく小さく設定して、達成難易度を低くする工夫をして行こうと思いました。

 

また、別の「ごほうび」に関する実験では、ごほうびは人のモチベーションを高めるが、それが消費されてしまうとその後、効果はなくなってしまうことが分かりました。

 

つまり、ごほうびを手に入れるまでの過程が一番モチベーションが上がる期間なのです。

 

ここから、ごほうびはなるべく先に用意することで、モチベーションを上げる期間をなるべく長くするテクニックを学びました。

 

 

②忙しい時、ストレスを感じている時はうまくいかない。

 

時間不足や忙しいと感じている人は、自分の信念を失ってしまうという実験結果があります。

 

そのため、なるべく予定と予定の間には空白を持たせるなど、忙しいと自覚しないような工夫が必要となります。

 

また、ストレスがかかっていると自制心を消耗して、すべてにおいて我慢することが困難になります

 

自制心は朝起きた時が最も充実しており、会議で発言したり、メールを書いたり、コンビニで商品を選んだりすることで消耗し、夜にかけて枯渇していくようです。

 

この1ヶ月は、仕事が終わり帰宅すると頭が疲れて何事にも手がつかないような状態が続いていました。

 

やはり、新たな仕事で以前よりもおおくのストレスを感じ、帰ったころには自制心を使い切ってしまっていたのだと思います。

 

ここから学んだこととしては、まずは仕事をしっかりと覚えストレスのかかる作業を減らしていくこと。

 

また、朝起きたときが一番自制心があるというのなら、やはり早起きして仕事の前に自分のやりたいことをやっておくのがいいんだと思いました。

 

朝の活動については、以前読んだ本からも実際に取り組んでいるところなので近々記事に上げたいと思います。

 

 

③自分のことを他人事のようにアドバイスする。

 人は自分のことになると安定志向になるが、他人のことになると何をすれば後悔しないのかを深く考えるようになる傾向があるそうです。

 

自分が何か困難な状況に追い込まれているとき、重大な選択を迫られている時は、「もしも私ではなく他人がこの状況にあり、その人が自分のところに相談に来たらなんて答えるだろうか」と考える。

 

そうすることで、第三者的な視点で今の状況を冷静に判断できベストな選択ができるようになるのです。

 

正直、自分の性格的には困難にぶち当たるとどうしよう・・と必要以上にあたふたしてしまい冷静な判断が取れなくなってしまうことが良くあります。

 

こうしたテクニックを身に付けられれば、また違った道も見えてくるのだなあと思いました。

 

 

以上、この本ではここでは紹介しきれないほどのテクニックや人間の傾向を学ぶことができます。

 

上記の3点を身に付けられたら、また新たなテクニックを身に付けるためにももう一度立ち返りたいと感じる本となりました。

 

★12冊目(2月4冊目)

★読了日:2018年2月23日

★こんな人にオススメ「やる気を探している人」