読書初心者が1年で100冊読破!~100冊読んだら人生変わるのか~

なんとなく過ぎてしまった人生を変えるために、読書初心者が1年で100冊を読む終わりなき旅。いったい、100冊読んだら人生変わるのか?

1冊目『お金は寝かせて増やしなさい(水瀬ケンイチ)』~どん底でもめげないこころ~

記念すべき1冊目は、『お金は寝かせて増やしなさい(水瀬ケンイチ)』です。

 

なぜこの本を読もうと思ったのか、それは昨年から計画していた株式投資をスタートさせるためです。

実は、昨年唯一の成果とも言えるのが資産運用の勉強をしてきたことです。

自分の家計を見直し、月々いくらの投資が可能なのか、何に投資すべきなのか・・・

そういったことを勉強していました。

 

その結果たどり着いた結論が、いわゆるインデックス投資です。

この本は、そのインデックス投資を長年続けてきた有名ブロガーの水瀬ケンイチさんの実体験に基づいた解説本になります。

 

お金は寝かせて増やしなさい

お金は寝かせて増やしなさい

 

 

では、本のレビューに参りましょう!

 

この本から学んだこと

 

①やっぱりインデックス投資が自分に合ってる!

インデックス投資の肝は「リスクを取りすぎないこと」

インデックス投資を継続するためのシステム作りも必要

 

そもそもインデックス投資とは?

例えば、トヨタやANAのように個別の会社の株式を買うのではなく、日経平均TOPIXといった市場の平均値であるベンチマークに連動する金融商品に投資することです。

 

市場の平均値を目指そうとすると、上場している株式全てを平均的に買う必要がありますが、それは手間も資金もかかる非常に面倒な作業になります。

 

これを可能にするのが、いわゆる「インデックス型」と呼ばれる投資信託などの商品で、投資家から集めた莫大な資金を使って運用会社が代わりに市場の平均となるよう各銘柄を買い付けるのです。

つまり、個人でやろうとすると非常に手間のかかる作業を代わりに行ってくれているわけです。

 

もう1つのメリットとして、この投資信託は500円程度から1円単位で投資額を自由に設定することができます。

つまり、たった500円で市場全体に投資することができるのです!

 

ちなみに、市場の平均には、日経平均TOPIXなどの日本国内株式の指標や、海外株式、新興国株式、さらには世界全体の市場の指標もあります。

 

以上が、インデックス投資の概要ですが、インデックス投資で僕が得られるメリットは以下のものもあることを再確認できました。

・手数料が安く、自動積立などのシステムが整っている。

・(インデックス型の対となる)アクティブ型には平均で勝る。

・個別の銘柄を買うわけではないので、株式の勉強に時間をそれほど費やさなくていい。

 

デメリットとしては

・一発逆転!的な投資はできない。

・それゆえ、面白さはほとんどない。

・長期間の投資となるため、将来の見通しがあいまい。

 

次に、インデックス投資の肝はリスクを取りすぎないこと」について、

これはこの本を読んで、一番はっとさせられたポイントです。

 

僕の計画では、国内株式・海外株式など一般的にリスクの高い商品の購入を検討していました。

ただ、インデックス投資の最も大事なことは、「一定額の投資を市場がどんな局面にあろうともたんたんと続けていくこと」なのです。

 

市場は、好調な時も不調な時もあります。時にはリーマンショックのような100年に一度と言われるようなどん底時もあるのです。

 

そんな時でも、市場の状況に惑わされることなく、10年20年と長期的に一定額を買い続けていくことで、長い目で見ればリターンが平均化されるのです。

 

ここで大事になるのが、自分が取れる以上のリスクを取らないということです。

 

長期的な投資を続けるためには、暴落時でも投資を続けていく必要があります。

しかし、リスクを取りすぎたために、その暴落時に投資を継続できないような状況に陥ってしまっては元も子もないわけです。

 

本の著者である水瀬さんは、リーマンショック時にも自分のスタイルを変えずインデックス投資を継続されました。

それは自分のリスク内で投資をしていたから可能だったのですが、水瀬さんのようなインデックス投資家ブロガーの中には、リーマンショックを機にぱったりと更新をやめてしまった人も多かったようです。

 

この実体験を勉強でき、自分の計画がそうした局面には耐えられないようなリスクを取っているかもしれない・・・と気付け本当に良かったです。

 

最後に、インデックス投資を継続するシステム作りについて。

 

これは、長期の投資を継続するためには、暴落時にも耐えられる精神的な強さや、自分の弱い心を補うようなシステムの活用(自動積立など)が必要だということです。

 

もうやめようか・・・と弱気になった時に水瀬さんがバイブルとしていたのが、インデックス投資の考え方の元となる『ウォール街のランダム・ウォーカー』だそうです。

 

 

早速、次の読書候補として僕も購入しました笑 

 

以上、既に昨年勉強していた内容の紹介も混ざってしまい長くなりましたが、今年1冊目の読書レビュー完了です!

 

今はやってやるぞ!というモチベーションが高いまま読書ができています。

ブログの更新も欠かさず行っていきたいと思います!

 

 そして、ここからが大事なのです。

 

この本を読んだことで、実際に自分の行動がどう変わったのか?この本を読んで何をしたのか?

この辺りを今後の記事で紹介していきたいと思います。

 

★1冊目(1月の1冊目)

★読了日:2018年1月8日

★こんな人にオススメ「一緒にインデックス投資を始めて見たい人!(募集中)」