『情報は1冊のノートにまとめなさい 100円でつくる万能「情報整理ノート」(奥野宣之)』を読んでやったこと①
『情報は1冊のノートにまとめなさい 100円でつくる万能「情報整理ノート」(奥野宣之)】を読んで、OneNoteの活用をさらに進めました。
以前からOneNoteを使い様々な情報をまとめていたのですが、情報の一本化をさらに強化&積極的に活用するようになりました。
前回の記事でも紹介していますが、僕の「OneNote構想」とは、自分の人生の記録全てをOneNoteにまとめようという取り組みです。
そうすることで、スマホやPCがあればどこでもアクセスすることができ、情報の参照・更新ができます。
また、読んだ本のレビュー、最近考えたこと、見た映画の感想、本年の目標などなど・・・あらゆる情報を1つの場所にまとめておく効果については前回の記事にまとめています。
この本を読んで1ヶ月程経ちますが、現在の活用状況を紹介したいと思います。
OneNoteの特徴
OneNoteのメリットとして、無料で使えることに加え以下のことが挙げられます。
・ログインしてしまえばスマホやPC、タブレットなどどのデバイスからもアクセスできる。
・オフラインでも利用でき、オンライン状態になると自動更新してくれる。
・紙と比べてかさばらず、容量を気にする必要がない。
・写真や動画、作成したExcelファイルの挿入やwebページをまるごとリンクすることも可能。
・カテゴリー分けが簡単で多くの情報を整理することができる。
逆にデメリットは
・電子デバイスがないとアクセスできない。
・バックアップを取る必要がある。
このデメリットのケアについては後述します。
利用状況
現在パソコンでOneNoteを開くとこんな感じになっています。
上のタブで大きなカテゴリー分けがされています。
「Daily Liffe」という大きなNoteの中には、「資産運用」「支出管理」「行動計画」「参考Webページ」「人生向上計画」「2017年振り返り」の6つのタブがあり、
「資産運用」タブの中には右側の各ページが作成されています。
(画像は、「臆病者のための億万長者入門」というページを開いた状態)
各ページごとに、「サブページ」を作ることもできます。
(画像の「臆病者のための億万長者入門」ページは「資産運用関連本レビュー」ページのサブページになっています。ちなみに大元のページは「資産運用」ページに。)
こうして分類ができるため、各情報を整然と記録していくことが可能です。
また、太字や色、フォント等の変更はもちろん、画像のようにチェックリストを追加したりと、本物のノートのようにデザインすることができます。
各タブの紹介
「資産運用」・・・これは主に2017年に勉強した、お金や株式、資産運用に関する知識と実際の計画などをまとめています。2017年はこの勉強に没頭していました。
「支出管理」・・・資産運用と並行して、支出の状況に関する情報がまとめられています。各月の支出状況や、節約・支出削減策などの計画など。
「行動計画」・・・旅行の計画や英語勉強の記録など、新たなことを始める際に必要となる情報をまとめています。
「参考Webページ」・・・Webページそのものを保存しておきたくなった時は、とりあえずここに保存します(操作は10秒でできる!)。
「人生向上計画」・・・このブログを始めるきっかけとなった、1年で100冊を読み人生を向上させるためのあらゆる情報、計画はここにまとめられています。ほとんどのページはこの1ヶ月半で作成されました。
「2017年振り返り」・・・昨年OneNote上で付けていた日記をまとめています。本年については、OneNote上ではなく「3年日記」という日記帳を購入しこちらに手書きで記入しています。これについては後述します。
「人生向上計画」のゆくえ
この1ヶ月でこのタブはこんな感じに膨張しました。特に読書レビュー関係のページのボリュームがすごいことになっています。
最近はこのタブを日々更新していく毎日です。
OneNoteを使っている感想
やはり、ノートは「第2の脳」という一言に尽きます。
これほどの情報を自分の頭だけで記憶しておくのは到底無理でしょう。
何かふと思いついたアイディアや読んだ本のレビュー、その日に観た映画の感想など、数分~数日経てば忘れてしまうようなことも、スマホ1つあればその場で記録することができます。
このように記録することで、自分の頭から忘れて抜けてしまっても安心して参照することができます。
後から見返すことでいつでもその記憶を呼び起こすことができ、情報が溜まるほどにそれらのシナジー的な効果も生まれてきています。
そして、最も大きなメリットは情報を整理して記録することができるため、様々なことをクオリティを下げずに並行して実行することができることです。
人間の脳はマルチタスクが大の苦手なようなのですが、OneNoteに情報を整理することで、頭で様々なことを記憶し考えなければいけない状態(マルチタスクの状態)から、言うなれば、OneNoteに自分の脳内の記憶を預けることが可能です。
そのおかげで脳内のキャパシティーを超えることなく、安心して様々なことに同時並行で挑戦することができている実感があります。
この辺りは、さらに数ヵ月間実践してから再び振り返りたいと思います。
デメリットへの対処
①電子デバイスがないとアクセスできない。
これは致命的なデメリットです。外出先でスマホが使えない時などは全く機能しません。
そのため、普段からカバンには小さなノートとペンを常備しています。やはり原始的ですが物理的な紙のメリットはこういうところにあります。
後程このメモをスマホやPCで打ち込めばokというわけですが、肝心の情報へのアクセスについては全てを紙ベースにコピーして持ち運ぶ以外手段はありません。
流石にここまではやっていませんが、いざとなればネカフェに入りログインすればアクセスできるので問題はないかと思います。
②バックアップを取る必要がある。
OneNoteの情報は、OneDriveというクラウド上に保存されているため、特定のファイルを保存しておく必要はありません。
しかし、現在無料で使えるものが有料化となった場合(そうなっても使いますが)や、MicrosoftがOneNoteの提供をやめる、倒産のリスクなど・・・絶対に安全とは限りません。
そのため、定期的にバックアップを取る必要があります。
OneDrive上ではなく、自分のパソコン上にファイルを自動バックアップしてくれる機能があるため、それを活用するとともに、半年に1回程度は全てのページを印刷して紙ベースでの保存もして行こうと思います。
逆に言えば、OneNoteを使えば使うほど、何かあった時に自分の情報すべてが一瞬で消えてしまうという恐怖とも隣り合わせなのです・・・。
今後一生活用していきたいと思えるツールであるので、これぐらいのケアはすることで安心して使い倒したいですね!
とにかくこんなに素晴らしいツールが無料というわけで、Microsoftさんバンザイありがとうございます!ということで終わりたいと思います。
★今回の成果:OneNoteを一生使う決意をして情報を整理した。