読書初心者が1年で100冊読破!~100冊読んだら人生変わるのか~

なんとなく過ぎてしまった人生を変えるために、読書初心者が1年で100冊を読む終わりなき旅。いったい、100冊読んだら人生変わるのか?

7冊目『1440分の使い方ー成功者たちの時間管理15の秘訣(ケビン・クルーズ)』~時間革命を起こす~

7冊目は、『1440分の使い方ー成功者たちの時間管理15の秘訣(ケビン・クルーズ)』です。

Kindle版で購入しました。

 

1440分の使い方 ──成功者たちの時間管理15の秘訣

1440分の使い方 ──成功者たちの時間管理15の秘訣

 

 

3冊目の『レバリッジ・リーディング(本田直之)』、5冊目の『20代は勉強に狂いなさい!(中島孝志)』の中で、時間管理の大切さを説く場面があり、1年間100冊読むためにも時間管理を学ぶ必要があると感じ購入しました。

 

「自分の時間を確保する」という考え方に触れ、僕にとっては大変影響のある1冊となりました。

 

これを機に自分の生活の習慣を変える必要性を感じ、実際に行動に移すこともできました。

 

では、レビューへ参りましょう!

 

この本で学んだこと

 

①自分にとって最も大切なこと(=MIT)を意識し、1日のスケジュールの中でMITを優先して取り組むべき。

②「すべてのイエスは、他へのノー」という考えを持ち、自分の時間を確保する。

③自分の1日のスケジュール、朝のルーティーンを固める。

 

①MITを意識し、優先的に取り組む。

この本ではまず、「MIT(=Most Important Task)つまり、自分にとって最も大切なこと」を意識する必要性を主張します。

 

あなたにとって日々のタスクの中で、「自分にとってもっとも大切なこと」とは何でしょう?

 

こう聞かれて、即答できる人はなかなか少ないように思います。

 

日々仕事や家事に追われ、家族や人間関係・仕事・将来の悩みがあれば、休日の趣味を思い浮かべる方もいるでしょう。

 

まずは、自分のMITを明確に定めること。これが第一歩目のステップです。

 

そして、自分のMITを特定した後は、1日のスケジュールの中でMITに自分の時間を優先的に充てるべきだと筆者は述べます。

 

自分の将来の夢に向かって定めた目標や行動計画も、実行しなければ意味がありません。

 

仕事が忙しいとか、他にやるべきことがあって時間が取れない、疲れていて今日やる気にはならない・・・僕も色々な言い訳をしてなかなか手に付かないことも多々あります。

 

しかし、そういう状況になる前にMITを真っ先にスケジュールに落とし込む必要があるのです。

 

ToDoリストのほとんどは実行されずに放置されてしまう・・という実験結果を基に、ToDoリストを作るのではなく、ToDoリストの内容をスケジュール帳に書き込み、それを歯医者の診察予約(=他の予定は入れず、ドタキャンすることのない予定)だと思うことを薦めています。

 

ToDoリストは作るな!という言葉にはドキッとさせられました。

 

僕もやらずに残っているToDoリストの山があるので、やるべきと思った瞬間スケジュールに組み込む習慣を付けていこうと思いました。

 

 

②「すべてのイエスは、他へのノー」

たとえスケジュール帳に書きこんだとしても、急な飲み会の誘いや誘惑に負けてその予定を先延ばしにしてしまうのは人間の性ですね・・・。

 

しかし、そんな時に思い出したい言葉が本書で出てきた「すべてのイエスは、他へのノー」です。

 

時間が有限なことを考えれば、飲み会に参加して使う3時間=自分のために使えなかった3時間ということになります。

 

もちろん、飲みに行くことで得られる人間関係や情報なども大事でしょう。

 

しかし、自分のMITを意識したときに、本当にその3時間をMITではなく急な誘いの飲み会に費やすべきなのか?

 

これを考えていかなければなりません。

 

僕も、誘われれば自分の予定は顧みずついて行ってしまう性格で、部屋に戻った時に結局何もできなかったなあ・・・と思いつつベッドへ直行し朝出勤するということを繰り返していました。

 

そのせいで、自分のやりたいこともできず、しまいには1ヶ月の飲み代が5万円を超える月もあったほどです。

 

ノーという勇気を持つ、そのためには自分のMITを強く意識し、今やるべきことは何なのかを考え直したいと思います。

 

 

③自分の1日のスケジュール、朝のルーティーンを固める。

 自分の時間を持つためには、まず自分の時間がどこに消えているのかを知る必要があります。

 

無駄なことに時間を費やしていないか?

 

例えば、1日の作業の中で10分間の時間短縮ができるツールを2万円で購入するべきかどうかを考えると、1年では

 

1日10分×365日=3650分=約60時間、の短縮になります。

 

1年で60時間、丸2日半の時間を別の何かに充てることができるのなら2万円程度の購入費用という投資は割に合っていると考えることができます。

 

このようにして、お金を投資して時間を買えるようなものもあれば、普段の習慣を変えることで時間を生み出すこともできるでしょう。

 

そうして自分の生活の中での時間の使い方を洗い出し、自分のやるべきことに時間を充てるよう向けていけばいいのです。

 

そして、僕は一番面白いと思ったのは、筆者が一番効率的な時間帯は早朝であると説明している中で、筆者のルーティーンを紹介しているところです。

 

以下抜粋すると、

 

・午前6時〜6時20分:起床。猫に餌をやり、コーヒーポットのスイッチを入れる。コーヒーを飲みながら、子どもたちの昼食もしくは朝食を準備し、子どもたちを抱きしめてから学校へと送り出す。

・午前6時20分~6時21分:プロテインシェイクと水をごくごく飲む。

・午前6時21分~6時22分:1分間、感謝する。

・午前6時22分~6時27分:集中的瞑想を行う。

・午前6時27分~6時40分:ポッドキャストをかけて、ヨガで体をほぐす。

・午前6時40分~6時50分:ウェイトトレーニング(やるのは1部位のみ)。

・午前6時50分~7時:シャワー、身支度。

・午前7時~:MITに取りかかる(中断はなし)。

 このように、1分単位で細かなルーティンを決め、毎日実行しているというのです。そして、午前7時~MITに取り組んでいますが、これは朝が最も集中でき、エネルギーに満ちている時間であり、そうした時間はMITに充てるべきだという考えから来ています。

 

朝は、会社や友人からの連絡もなく世の中はまだ眠りから覚めたばかりの時間帯。

 

これが、午後になると様々な用事や急な案件が入ってきて、自分がやりたいこともできず、それらに妨害され集中力も下がってしまいます。

 

そのため、誰にも邪魔されない自分のためだけに使う時間としては早朝が最も適しているのです。

 

早起きを薦める話はよく聞きますし、朝活(朝に勉強などをすること)といった言葉もあるほどで、朝は活動に適した時間だという認識はありましたが、

 

誰にも邪魔されない、ということを指摘しここまで綿密なルーティーンを日々変わらず実行しているという筆者の習慣にとても説得力を感じました。

 

朝にあれこれ考えずやるべきことをルーティーン化してしまい、自分がMITに取り掛かるときには集中した状態を作ることができる、そんな習慣を身に付けていければなあと思いました。

 

 

学んだことは3点ではまとめきれないほど、色々と参考にするものがあったので、早速実行に移していきたいと思いました!

 

既に2月に入ってしまいましたが、1月に読んだ本の紹介がまだ済んでいません・・・。

ただ、あと1冊で1月に読んだ本の紹介が完了するので、ここから既に実行に移していることなどを紹介して、1月のまとめ、そして2月に読んでいる本の紹介へといけるようペースを作っていきたいなあと思っています!

 

★7冊目(1月7冊目)

★読了日:2018年1月23日

★こんな人にオススメ「自分のためにノーと言いたい人」