8冊目『ライフハック大全ー人生と仕事を変える小さな習慣250(堀正岳)』〜人生の船長は君だ〜
8冊目は、『ライフハック大全ー人生と仕事を変える小さな習慣250(堀正岳)』 です。
日常の小さなテクニックや習慣を変えることで、人生をゆるやかに変えて行こう(ライフハック)という趣旨の本です。
250ものテクニックを紹介しており、本屋でパラパラと見たところ、時間管理についてのテクニックも紹介していたため購入しました。
時間管理については、前回の7冊目の本で改善したいと思っていたので僕にはうってつけの本でした。
タメになる内容が多く書ききれないほどですが、大きな点を3つに絞り紹介します。
では、レビューに参ります!
この本を読んで学んだこと
①自分の行動と所要時間を記録することで、時間管理に役立てる。
②目標はブレイクダウンするだけでなく、ボトムアップもしてみる。
③普段の習慣を変えることが人生を変える近道。
①自分の行動を記録する。
何かをやろうと思いやってみたあとに、意外と時間がかかったなあと感じることは多々あります。
これは、人間はたいてい時間を甘く見積もってしまうことに起因しているようです。
そのため、初めから想定の2倍はかかると決めて取り組むテクニックを紹介しています。
また、こうした作業の所要時間を記録していくことで、次に同じ作業をする際に時間の目安とすることができます。
大きな作業だけでなく、日々の小さな行動も時間を計ることで生活の時間管理に役立ていくことができます。
そのため、筆者はタイマーをよく活用しているそうです。
自分の時間が何にどれくらい使われているのか?これを知る必要性を感じました。
②目標をボトムアップで作る。
たいてい目標というのは最終的なゴール(大目標)を決めて、それに必要ないくつかの中目標、その中目標を達成するためにやるべき行動(小目標)と、最終的なゴールをブレイクダウンして作成するのが一般的です。
僕もこうした目標の作り方で今やるべきこと(小目標)を把握しています。
しかし、ここで問題となるのが中目標まで作ることができても、それに続く小目標が思いつかない時があること。
中目標があいまいなものになっていることなどが原因です。
このままだと今何をやるべきなのか、目標を立てることができず壁にぶつかることになります。
そこで、大きな目標からのブレイクダウンではなく、目標をボトムアップ、つまり小さいものから大きなものの順に作り上げる方法が有効になります。
具体的には、大きな目標に向かって必要だと思われることをとりあえずやってみること。
そうするうちに様々な課題が見えたり、中目標との結びつきに気付けたりすることができます。
こうしたボトムアップの考え方は目からうろこな考え方でした。
いいと思ったことはとにかくやってみる、いわゆる見切り発車的な行動も時には有効なのです。
積極的に取り入れて行こうと思いました。
③普段の習慣を変える。
歯を磨いたりいつもの道を歩いたりなど、普段の行動の45%は習慣だといいます。
そして習慣は一度身に付いてしまえば、良いものも悪いものも意識せずに長年続けてしまうこと。
つまり、習慣をより良いものに変えていくことが人生を変えていく近道であるのです。
あとがきでは、人生を変えることを大型船の針路を変えることに例えています。
大型船の針路を変えようとしても、実際にその針路が変わるのはそれから何キロも先の時点になる。
それぐらい大型船の針路を動かすことは時間のかかる作業だというのです。
そして、人生を変えることもこれと似て時間のかかることだが、人生の航路を変えようと思ったらそれは日々の習慣を少しずつ変えていくしかない。
筆者はこうした信念のもと、様々な試行錯誤を経てこの本に紹介するような日常のちょっとした習慣を変えるテクニックを実践しているのです。
このあとがきを読んで、さらに実践できそうなものは取り入れて行こうと思いました。
他にも、様々なアプリの活用や日常で使えるテクニックをたくさん紹介しています。
どれが使えるかどうかは、読む人によって、また読む時期によっても変わると感じました。
何かしら参考になるテクニックはあるはずなので、誰にでもおススメできる本です。
僕も1年後に読んだらピンとくる箇所は変わっているんだろうなと思います。
さて、ようやく1月に読んだ8冊の紹介が完了です!1ヶ月でこんなに本を読んだのは初めてで、自分自身を褒めたいところです(笑)
2月もこのペースを守り頑張ります。
★8冊目(1月8冊目)
★読了日:2018年1月27日
★こんな人にオススメ「人生をゆるやかに変えていきたい人」